転職しようか迷う?転職って悪いこと?そんなわけない!転職6回の私が伝えたいこと。

こんにちは、ありすです。

日本では、まだまだ転職に対してネガティブなイメージが根強いですよね。

転職したいけれど、何となく転職するのがいけないことのような気がしている。

そんな風潮を感じて迷っている人も多いと聞きます。

私はこれまで6回転職をしていて、確かに転職に対する風当たりも真っ向から感じてきました。

転職に対するネガティブなイメージについて、私の思うところを描いてみたいと思います。

スポンサーリンク

転職っていけないこと?


転職って、そもそもいけないことなんでしょうか?
だとしたら、なぜ?


そもそも、転職とは字に書いた通り、

職を転ずる(変わる)こと。

仕事を変える、ただそれだけです。

仕事を変えるということ自体に、良いも悪いもありません。


今の職場よりもより色々な意味で良い条件の職場があれば、そちらに変わりたいと思うのは当然のことです。

自分にとって良い結果をもたらすことができれば転職は良いものですし、
マイナスの結果になってしまえば転職はよくないものとなってしまいます。



転職(職を変わること)それ自体に良いも悪いもないわけですが、

日本の社会では転職を複数回重ねている人に対して

ある種の偏見だったり、忍耐がないなどのレッテルを貼る傾向があるのは事実です。

それはなぜかを見ていきましょう。


転職に対する日本社会の偏見


日本で転職がしにくいとか、転職に対してイメージが悪いという考えが確かにあります。


これは終身雇用制度自体は崩れているのに、

終身雇用制度が当たり前だった時代の就職に関する価値観だけが形骸化し、

いまだに人々に根強く残ってしまっているためです。


さらに、教育によって作られた、日本人独特の「我慢」というものに対する考えも影響しています。

終身雇用が崩れた後に職業観だけが残っている


戦後の日本は長い間、終身雇用の制度が基本となっていました。

新卒で入社した会社でずっと40年働き、定年退職して年金であとは暮らすというのが主流だったのです。

会社員は新卒で入社した会社に忠誠を誓い、馬車馬の如く働く。

企業はその代わり終身雇用を約束する。

という構図ですね。


企業は自社に対する忠誠を誓ってくれる企業戦士を得られ、

働く側は会社への忠誠の代わりに生涯にわたっての職の安定を手に入れられるという、

ある種双方win-winの関係であったのでしょう。


新卒一括採用という日本独特の考え方があるのも

この終身雇用があることがベースになっているためです。

終身雇用だと、定年を迎えた社員が一気に退職する

大量に人員補充する必要があるため、新卒の一括採用が行われる

という流れです。


しかし、日本の終身雇用制度自体は、特にバブル崩壊以降に崩れています。

名だたる大企業が規模縮小して早期退職を募ったり、大量にリストラする、

その分非正規雇用が拡大し、人件費を抑えることで生き延びるようなケースが多くみられました。


このように1つの会社に入って安泰、という高度経済成長時代のスタイルはとっくに終わっているにも関わらず、

いまだに日本の社会は

「1つの企業に忠誠を誓って、定年退職まで働き続ける、それこそが誠実な企業人である」

といった既存の職業観だけが根強く残ってしまっています。


そしてその既存の価値観に乗っからずに転職するものは

忠誠心がない、忍耐力がない、はたまた裏切り者だ、

という評価をされることがあります。

これが日本では転職することに対して批判的な理由の一つです。


それにそもそも、今の時代だと会社が何十年も存続する方が珍しかったりしますし、

これまで当たり前に存在していた仕事がAIやロボットの発達によって消滅していく可能性も高いです。

また10年前には存在すらしなかった新しい会社が生まれ台頭していたり(メルカリなど)、

そもそもの概念に無かったような新しい職業が誕生してそちらに人が流れて言っている事実もあります(YouTuberなどですね)。

このことからも、終身雇用が当たり前だったころの価値観が完全に時代遅れであることは明白です。


我慢や耐えることが美徳?ご冗談を


また、日本では我慢することが美徳とされる文化があります。

これは、日本の間違った教育によるところが大きいと言えます。


子供のころから私たち日本人は、

「我慢すること」「苦労すること」が

立派な人間になるために必要なことだと

学校や親から教えられてきています。


例えば、

体育の授業で炎天下に校庭を何周も走らされたり、

漢字の書き取りの練習と言って何ページも同じ漢字を延々とノートに書かされたり、

誰しもこれに似たような経験は多少は思い当たるのではないでしょうか。


はっきり言ってこういったことはあまり意味がない、というかもはや意味不明なのですが、

ほとんどの教師たちは疑うことなくこういったことが「教育」であると信じて、

生徒たちに指導として押し付けてきました。


そうした結果、

言われた通りに「我慢」できることが「大人」であるかのような風潮が

出来上がっているんですね。


これが日本で「我慢=美徳」となっている正体です。


こういった小さいころからの教育により、

言われた通りに「我慢」することや「耐える」ことが称賛されるべきと刷り込まれているため、

思考停止で会社に言われた通りに「我慢強く」働く大人たちが

量産されていくわけです。


確かに会社の組織の側から見れば、

こういった「我慢づよい」大人は、

一見非常に都合がよく使いやすいでしょう。


しかし、我慢して働く本人は、何もいいことがありません。

それどころか、我慢し続けていると心身ともにむしばまれてしまう可能性が高いのです。

会社にとっても、思考停止でひたすら会社のいう通りに動くロボットのような社員よりも、

会社のことを本当に考えて時には意見できる思考力を持った人がいる方が長い目でみて会社の利益になるのですけどね・・・


とにかく、日本で我慢が美徳とされているのは

間違った教育が原因です。


なので、我慢は美徳、などという風潮が自分の周りにあるとしても、

それは間違った教育によって植え付けられた思想であり、

時代遅れの古い考え方なのです。

そんなものは気にせず、自分の幸せを一番に考えましょう。


勿論仕事をしている中で多少の「嫌なこと」や「乗り越えなければいけないこと」は

誰しも出てきます。こういったことは別です。


しかし、「大人なんだから、どんなことも我慢しなければいけない」と

自分自身に言い聞かせて、

自分の人格や感情を完全に押し殺さなければいけないような種類のものは、

自分の人生から取り除くべきことなのです。



「我慢は美徳」という日本にある価値観は

間違った教育によって植え付けられたものであり、

全く気にする必要はありません。


転職に対して否定的な人の意見を聞いても意味がない


転職に対してネガティブな人は、思考停止で古い時代の価値観に染まっている人や、

我慢は美徳とされている学校教育に染まって抜け出せていない人たちなんです。


ああ、そういう人もいるんだな、くらいの感じで、全く気にすることはありません。


今は一昔前と比べても時代の変化が本当に早いですよね。

今日の正解が明日にはもう正解ではなくなっていることも多いのです。

というよりも、「正解を求めること」自体が時代遅れと言えるでしょう。

必ずしも正解ではなくても、トライアンドエラーで挑戦を続けることができる姿勢が、これからの時代は重要になってきます。


転職というのは一つの「変化」です。

過去の経験に固執している人は、変化についていくことができずに批判します。

ですが、これからの10年はこれまでの10年とは全く違った10年であることは間違い無いのです。

過去の経験に基づいて批判するのは容易いのでそういう人が多いのですが、

今後の時代の変化のスピードを見越して色々な可能性を考えられる人のアドバイスを聞いた方が有益だと思います。


そもそも海外では転職ってかなりポジティブに考えられているんですよね。

今いる職場は自分がキャリアアップしていく通過点でしかなく、転職してキャリアアップすることを周りも応援してくれるのが普通です。

日本も昔に比べたら転職が当たり前になったと言いつつも、まだまだ批判的な風潮が多いので、早くポジティブな転職が当たり前になったらいいなと個人的には思います。

転職=悪は根拠が無いということは分かったけれど・・・


転職をネガティブに捉える風潮に何の根拠も無いということは分かったけれど、

そうは言っても今の自分が有利な転職できるのか?という不安がある方もいらっしゃると思います。


確かに転職して今よりも「より良い」職場にいけなければ意味が薄なってしまいますよね。
自分にその可能性はあるのか、と不安に思う方もいるでしょう。

そういった方の為に、今後も私のブログ記事では転職に関する情報を惜しみなく発信していくつもりです。

私はこれまで転職を6回しているのですが、そのうちの半分くらいは失敗だったんです。

というのも、初めのころは目先の不満や焦りからの行動ばかりしていて、見事に失敗していたんです。

しかし失敗して落ちるところまで落ちたところで転職について猛勉強し、しっかりと自分自身と向き合って、そこからは転職活動が好転しました。

その中で培った転職に関するノウハウを今後もブログ記事で惜しみなく公開していきますので、

ぜひまたのぞいていただけると嬉しいです。


ノウハウと言っても、私がお伝えするのに小手先のテクニックはほとんどありません。
むしろ考え方や概念の部分が大きいので、身につければ応用が効くものです。

転職にはちょっとしたコツのようなものがあるのは確かで、

知っているのと知らない、準備しているのとしていないのでは全く結果が変わってきます。

今後の転職関連記事をお楽しみにお待ちくださいね。

最後に


日本人はどうしても周りの人がどう思うかを気にしてしまう気質を持っているので、
転職に関しても二の足を踏んでしまう人が多いのかなと思います。

ですが、周りの言っている転職に対する悪いイメージは何の根拠も無いものなんですよね。

転職したいと思うのであれば、転職という道を選んでより自分に合った、充実した自分の人生を楽しく生きることのほうが大切です。

変化を恐れずに挑戦できる人に必ず未来はひらけていきますよ。
一緒に頑張りましょう!!

転職したいけれどどうしたらいいかわからない人へ。初心者がまずすべきこと。

2018.07.31

---------------------------

わたしは今でこそホワイトな会社でゆったり楽しく働いてプライベートも充実した日々を送っていますが、こうなるまでに私は転職を6回も繰り返すという壮絶な転職しくじり人生を送ってきました。

ブラックな会社にはまったり、やりたいことと現実の葛藤があったり、転職するたびに新たな壁にぶつかりました。
当時いきあたりばったりな思考しかできなかった私はいつしか転職回数も増えていきます。
どんどん自信を無くしていき転職がさらにうまくいかないという負のループを繰り返していました。

それはまるで抜け出せない真っ暗なトンネルにいるみたいで、どうやったらうまくいくのかわからず絶望していました。

しかしあることがきっかけで、転職と自分自身についてしっかりと向き合うこと出来るようになり、そこから転職人生が好転していきます。

私のこれまでの壮絶転職ストーリーを臨場感たっぷりの物語形式にして公開していますので、下記より読んでいただければ嬉しいです。

→転職を6回繰り返した元グランドスタッフありすのしくじりと成長の物語



スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です