私が転職を失敗し続けた理由とそこから逆転できた理由。

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こんにちは、ありすです。

私は自己紹介の記事でも話している通り、これまでに6回の転職経験があります。

ざっくりですが、私のこれまでの転職ストーリーを、

転職を失敗した理由にポイントを置いて振り返りたいと思います。



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ざっくりの転職歴


まず概要としてわたしの転職歴をおさらいすると下記のようになります。

大学を卒業後、
・航空業界の会社を2社
・その後一般の業界を3社経験
・一旦無職を経て派遣社員(6社目)を経て現在の仕事(7社目)に至る

これを流れで一つ一つ表すと下記になります。

大学卒業

航空業界貨物系事務

航空業界地上旅客職(グランドスタッフ)

都内販売職

ファッション系輸入代理店の営業事務(やりがいブラック)

零細商社の営業職

無職4ヶ月

大手スポーツアパレル派遣就業

外資ファッション関連商材のインポート担当(いまここ)


ふぅ〜長いですね・・・。


私がここまで転職を繰り返してしまった失敗の最大の理由は、

転職を考えたときに

そのときに持っている表面的な不満を解消することだけに目を向けていたことです。



どういうことかというと、

例えばその仕事でやりがいが足りないと感じていたら、やりがいをひたすら求め、

結果転職してやりがいはあっても就業環境がブラックなところに行ってしまう。


そして今度は、もうブラックはこりごり!とにかくホワイトに行きたいという気持ちから、

とにかく社風の良いところ!と思って転職した結果、

社風はホワイトなんだけど、全然やる気を持てない仕事内容に耐えられなくなる。

こういったことです。



仕事というものや自分自身の志向について深く考えて、

何がどれくらい自分にとって大事なのか?

何をどれくらい妥協できて、何は譲れないのか?といった

軸を持って転職活動すべきだったのに、

その視点がいつのまにか抜け落ちてしまっていました。


無職4ヶ月のタイミングでようやくそのことに気づき、

失敗の転職は終わるのですが・・・



上記のことを踏まえて、次では1つづつを詳しく見ていきます。


航空業界貨物系事務


大学を卒業した後、とある空港の会社に入社しました。

こちらでは約半年、勤務しました。


仕事内容は、航空貨物関連の事務系です。


例えば輸出の場合、輸出される貨物が各地から空港に到着します。

人間が海外に出発するときに空港でチェックインしたり色々な手続きが必要なのと同じで、

貨物の場合でも空港内で貨物が飛行機に搭載されるまでの色々な一連の流れや手続きがあります。


その流れの中での例えば書類のデータ入力だったり、その他いくつかあるのですが、

事務的な部分の末端の仕事に携わっていたかたちでした。


もともとこの会社は旅客の仕事(グランドスタッフ)を志望して応募しました。

しかし同じ窓口で募集していた貨物の方でなぜか内定が出てしまい、乗り気ではなかったけれど他に受かった会社もなかったので入社したという経緯でした。


なのでもともとモチベーションは低かったです。

やってみて面白ければ続けたらいいかなと思っていたのですが、

もともと空港を志望した動機のひとつの「語学を活かす」機会は全くなく、

私にとってモチベーションを保てる仕事ではないとすぐにわかりました。


空港勤務するならやっぱり旅客の仕事がやりたいなと思うようになったんです。

なのでこの会社を半年ですぐ辞めたのですが、

これは全然失敗ではなく自然な流れだったと思っています。

(むしろ就活の戦略がなくてこの会社に入社したことが失敗といえます)

航空業界地上旅客職(グランドスタッフ)


次に入社したのは、成田空港でのグランドスタッフの仕事です。

ヨーロッパ系の航空会社のグランドスタッフとして旅客対応のお仕事を行ってました。

具体的にはチェックインやゲート業務などの出発便の業務と、

日本に到着のお客様の手荷物遅延のケアや乗り継ぎ便のケアなどの到着便の両方を経験しました。


念願の語学を毎日活かせる仕事で、大変なことも多いのですがやりがいを大きく感じていました。


ただ2年で退職に至ったのは長く続けられるビジョンが自分の中で持てなくなったことでした。


5年満期の契約社員で、当初は長期雇用の社員になることを考えていたのですが、

努力や実力で長期雇用の社員にうまく進めるというようなことではないのが見えてきたり、


職業柄常に時間に追われていてただでさえストレスな上に、

不規則なシフト勤務や女性ばかりの職場で負担はなかなかのもので、

自分の中でずっと長く続ける気持ちを持てなくなったんです。


またこれは私の独自の考えですが、

航空業界の仕事だけを知っているのでいいのか?という気持ちも正直ありました。


一般の業界もみてみたいと。


航空業界の仕事はどうしても特殊なので、航空業界以外の仕事に潰しがききません。

なので別の仕事をしたいのであれば、早い方がいいと思ったのです。


そういった経緯で航空業界での仕事を終えることにします。


ここでの私の失敗は、完全に転職に関して無知だったこと。


この時の転職活動の方法としては、

自分自身でリクナビネクストなど転職サイトに登録して、

気になる企業があれば応募して面接を受ける、というのを繰り返すスタイルでした。


全然リサーチをしていなかったため、転職エージェントというものの存在も知らなかったです。

一般業界での事務経験がない状態からオフィスワークへの転職は難しい部分もあるので

派遣就業で一般業界での経験を積むのを選択肢に入れるなど、

今思えば複数の選択肢のもとに戦略的に転職活動すべきだったのです。


案の定オフィスワークの仕事を探すも中々結果が出ず、

無職になることを恐れた結果、私の経歴から受かりやすい販売職でもいいか、と妥協することに。


販売の仕事がいけないとか下に見るでは全くないのですが、

私は本当はやりたいわけではなかったのに、

目先の仕事を得るということに目的がすり替わって妥協してしまったのが問題でした。


都内販売員


次に入社したのは正社員での販売職です。

高級食材の専門店で、元々好きなブランドでとても良い商品を扱っていたので

その点については自信を持って仕事をしていました。


ですがやはり、語学を生かせるような、

もっと私の得意なことが活きる仕事がしたいと強く思うようになります。


そこで仕事を再び探し始めます。


この時も、転職エージェントの存在はまだ知らず笑、

ひたすら自分で転職サイトを経由して気になる企業に応募していました。


そうしてたどり着いたのが次に入社する会社です。


ここでの私の失敗は、本能が感じ取った危険信号を無視したこと笑


何かと言うと、次の会社は正直ブラックだったのですが、

実は面接時に色々感じ取った違和感のようなものがあったのに、

それを無視して入社してしまったんです。


正直ブラックな会社はやりがい面の魅力をおしだしてますし、

完全に無知だったので当時の私では見抜けないのも無理もないかなとも思うのですが、

違和感を感じていたのは確かでした。

それにここでもし転職エージェント等他人の力をうまく利用できていれば、

違っていたかなとも思います。


転職エージェントがどこまで親身になってくれるかは何とも言えない部分がありますが、

第三者の目線で内定が出た会社についてのコメントや助言をもらえたかもしれません。


なのでここでの失敗は、

志望する仕事内容の企業を見つけたのはよかったけれど、

魅力的な仕事内容に目が眩んで冷静な判断ができていなかったこと、

第三者の意見を取り入れていなかったことにあります。



ファッション系輸入代理店の営業事務(やりがいブラック)


次に入社したのは、ファッション系のアイテムを海外から輸入する代理店業務の会社でした。

アメリカやヨーロッパのブランドの代理店をしている会社で、

私は卸部門の営業事務として複数のブランドを担当していました。


具体的には、国内の卸先とのやりとりと、海外ブランド元とのやりとりに分かれます。


国内の業務は、

・卸先のアカウント(主に個人店、セレクトや百貨店もあり)からの在庫に関することや

・その他いろいろな問い合わせの対応、

・出荷の連絡や遅延の連絡、

・海外から主にクーリエ便で届いた商品を通関指示して納品、

・その過程でブランドによっては検品を自分ですることもあったり、

・物流システムを使って提携先倉庫に出荷支指示をしたり

といったことでした。



対海外の業務は、主にコレポン業務です。

・取引先からの受注内容を取りまとめて海外の各ブランドに発注し、

・国内から問い合わされた在庫やその他の色々なことを各ブランドと確認、納期調整や交渉、

・海外発送元から出荷情報を入手して通関や入荷の準備したり、

といったことです。



さらに、1年に2回展示会があり、

展示会前には上記の通常業務にプラスして、

・展示会で発表する新作の商品情報の入手、

・商品情報を翻訳して日本語版作成、

・新作サンプルが展示会に間に合うようにくるように調整して管理、

・当日は会場を設営して営業として商談、

・レセプションパーティーでの対応、

・来日した外国人デザイナーたちのアテンド、

といったことを行なっていました。


すごく色々なことに携わることができて

やりがいがある仕事だったのですが、


社長が俺様のワンマン経営で社内はパワハラが横行していて

社内の空気感は最悪、

完全に社員搾取型のブラックでした。


仕事もオーナー社長のワンマン体制のせいでうまくいかないことが多く、

オフィス数名の零細会社なのに無駄な業務も多く。


もちろんそんな会社なので、

小さい会社で多くの仕事をこなしているのに見合うと納得できる待遇はなく、

またオフィス環境もかなり劣悪でした。


やりがいが大きくて好きな仕事ではあったので、

続けたい気持ちも強く、

しばらくはなんとかやっていたのですが、

当然やりがいだけではやっていけず、ストレスで限界にきてしまいます。



とにかくホワイトな会社に行きたいと思うようになり、2年と半年で退職することにします。



ここでまた転職活動をすることになります。

そしてこの会社にいるときに、ようやく転職エージェントというものの存在を知りました笑


この時の私の失敗は、転職において自分の軸となるものをきちんと持たず、

焦りと不安からよくわからない内定(笑)に飛びついてしまったことにあります。



当時の私は、

仕事面のやりがいがいくらあっても、

会社がブラックで就業環境が悪いと続けられないということを痛感していて、

とにかくワンマンでなく、きちんとした就業環境の会社に行くということを

最優先においていました。


そして、業界や扱う商材は、

本当は継続してファッション関係のものに関わりたかったのですが、

同じようなワンマン企業に引っかかるのがいやだったので、

業界や商材は問わない、としていました。


当時は精神が疲弊していたので冷静な判断力がなかったのですが、

やはり自分の興味の持てる業界や商材は私にとってある程度優先すべき事項だったのです。


そして、最大の失敗は、不安から焦ってしまい、

よくわからない会社の内定に飛びついたこと。

より良い仕事を得ることが本来の目的なのに、

内定をとることが目的にすり替わってしまっていました



零細商社の営業職


次に入社したのは小さい商社で、営業の仕事でした。


ここでは営業として印刷会社の外回り営業をしたり、

納入までの一連の流れを管理したり、

途中からは新規や休眠顧客の掘り起こしを行なっていました。


ここで大問題が発生します。


会社の社風の良さ(と簡単に内定をくれたこと)だけで入社をきめたようなものだったので、

会社の扱うものに全く興味がわかないどころか、

自分としては世の中で役立つものと思えなかったこともあり、

営業としてその会社で働くこと自体がモチベーションがなく困難な状況となります。


ここでようやく、これまでの自分の失敗に気づきます。

それまでは、直前の不満や問題を解決することしか考えておらず、

仕事において自分が何が大事なのかという軸を持てていなかったということ。

このことにやっと気づいたおかげで、徹底的に自分と向き合うきっかけとなります。


その後


その後は、

無職で転職活動4ヶ月

大手スポーツアパレル派遣社員

外資ファッション系インポート担当

というようにすこしまだフラフラします。

ただ、この無職以降はきちんと自分なりの戦略をもっていたこともあり、

それまでのような失敗はありませんでした。

一旦派遣で働いたのち、ご縁あって今の会社に入社しました。

まとめ


私が転職活動を失敗した理由は、

目の前の不満だけを解決しようとして、

結局別のところから不満が出てきて・・

というのを繰り返したことにありました。



ようは、転職において一点だけを見ていて、

全体像を見ていなかったんですね。


私が無職期間を経てマインドセットを変えて

失敗続きから逆転することができたのは、


・自分自身が何をやりたいのか

・何が自分にとって仕事をする上で譲れないのか、


こういったことを自己分析によって導き出し、

それを転職理由や志望動機と絡めて面接でうまく表現することができるようになったからでした。


別の記事で詳しく書きますが、

転職理由と志望動機と自己PRは三位一体です。


転職活動の核になるものですので、

面倒でもしっかり自分自身と向き合って準備することが

成功の転職への近道と言えますね。

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