そもそもグランドスタッフって?

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こんにちは、Aliceです。

今日は私がこれからブログでお話していこうと思っている「グランドスタッフ」って、そもそもなに?というところからお話ししたいと思います。

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そもそもここでのグランドスタッフってなにをさしてるの??




ってところからですね。
グランドスタッフとひとことで言っても、実は意味する範囲が中々幅広かったりします。

私がこのサイトでお話していく「グランドスタッフ」は、空港でチェックインや搭乗口での案内など、旅客(飛行機に乗るお客様)の対応をする航空会社の地上職員をさしています。

グランドスタッフを意味するたくさんの呼び名・・・


余談ですがグランドスタッフって、実はいろーんな呼び名があるんですよね。

一昔前まではグランドホステス、略してグラホというのが一般的だったと思います。
じつはグラホという呼び名、意外と今の人たち(主に目指している就活生)には使われていたりします。私も学生時代普通に使っていました。

職業での男女差別撤廃の動きから「看護婦→看護師」「スチュワーデス→客室乗務員」の一連の流れと同じように生まれた言葉かと思いますが、私個人的にはグランドホステスの響きは特に嫌な気もしないです。

なんなら「グランドスタッフ」と言っても相手がピンとこず、「あ、それってグランドホステスのこと?」と言われたこともあります。(つい最近のことです)

ということは今でもよりグランドスタッフのことをイメージしやすいワードなのかもしれないですね。


そのほかには、各航空会社や職場単位でよく使われる呼び名がある場合もありますね。

私がいたのは皆さまおなじみの日系ではなくとある外資の航空会社だったのですが、自分たちのことは「パッセンジャー(旅客)ハンドリングエージェント」「チェックインエージェント」(これは厳密には出発のチェックイン担当のみを指しますが)、略して単に「エージェント」と言ったりしていました。

これは職場単位でもっとあるのかもしれません。

グランドスタッフというと、チェックインとかしてる人以外も含まれる・・・


グランドスタッフという単語の話に戻ります。

実は単にグランドスタッフというと、本来私がここでお話ししたいチェックインなどの空港内の旅客対応のスタッフ以外も含んでしまうのです。

グランドスタッフには大きく分けて、2つに分けられます。

1つは先にお伝えした旅客対応の地上職スタッフ、私が以前やっていた職種ですね。

もう一つは、グランドハンドリングスタッフと言って、航空機が空港で駐機しているスポットと呼ばれる場所で、航空機の近くで色々とお仕事をされている方たちのことです。こちらは打って変わって男性比率が高い職場です。

グランドハンドリングスタッフの一例ですが、例えばマーシャラーさんですね。

飛行機に乗っていて目的空港に着陸し、飛行機が駐機スポットに入るときに、最後しゃもじのようなものをもって飛行機を誘導している人を機内のモニターで見たことありませんか?(最近はかなり減ってきましたが・・・)


こちらがマーシャラーさんです。グランドハンドリングされているのはもちろんマーシャラーさん以外もたくさんいるのですが、ここに関してはそんなに詳しくないので割愛させていただきますね。。

グランドスタッフと言うと本来は、こういったグランドハンドリングのスタッフも含むと思います。

何が言いたいかというと、グランドスタッフというとマーシャラーさん等のグランドハンドリングも厳密には含まれますが、私がこのブログでお話ししていくのは空港の建物内で旅客対応をしているグランドスタッフのことですよー、ということでした。


グランドスタッフのこともうすこし


ここからは単にグランドスタッフ、もしくは略してグランドと記載しますが、すべて初めに定義した「旅客対応をする航空会社の地上職員」(私が以前やっていたお仕事)のことを指していると思ってくださいね。

さて、グランドって、多くの皆さんにはなんかわかるようでわからないようですね。

というのも、「空港でグランドスタッフとしてチェックインとかしてました、海外旅行行くときに空港で一番最初に会う人ですよ」と説明しても、しばらくかみ合わないことがあるんです。

というかかみ合わない人はずっとかみ合わないかな笑

女性はほとんどの場合グランドスタッフと言って簡単にチェックインなどのキーワードを出せばわかってくれるのですが、男性はなかなかピンと来ない人も多いようです。

かみ合わないパターン1:
「あー荷物受付の人?」と言われる

・・・間違ってはないです、確かに荷物の受け付けもしますので。

ただ、個人的にはもう一声欲しい笑

荷物受付はたくさんあるグランドスタッフのお仕事の中のほんの一部なんです。

何なら、預けの荷物がない人もいるわけですが、搭乗者全員等しく行うのはチェックインです。

チェックインって、パソコンでピッピッてやって、暇で簡単そう、、、って思ってませんか?
(最近は国際線もセルフチェックイン機やオンラインチェックインが主流ですが、いったんそのことは横に置かせてください笑)

実は、チェックインってすっごくいろんなことを確認したり、かなり大変なんです、、チェックインしたエージェント単位で責任も発生します。

だれがいつだれをチェックインしたかは何時何分何秒単位でシステムにすべて記録されていますからね。
実は結構大変なんです。

そして搭乗口でのケアもします。(これは職場によって異なりますが、私のいたところではチェックインエージェントがそのままその便の搭乗口での仕事もやっていました。)

荷物の受け付けだけでなく、お客様が空港についてから目的地行きの航空機に無事搭乗するまでの流れの全体のお手伝いをしているのがグランドスタッフだと思っていただけると嬉しいです。

かみ合わないパターン2:
「あーあの金属ゲート通るの毎回ドキドキするんだよねー。あそこにいる人?」
セキュリティのスタッフと混同される

これは、完全に違います笑

結局この勘違いをしていた人は最後までいまひとつ理解してくれなかったのですが、
金属探知機のゲートのところにいるのは、航空会社とは全く別の、警備会社系(だと思う)の会社のスタッフさんです。

おそらく多くの人にとって空港=非日常なので、興味をもって見ていなければそんなに頭に残っていないというか、印象的だった部分(うぉーセキュリティーゲートドキドキしたー!とか)しか記憶にないので、あ、じゃあ空港で働いていたならそこにいた人?となるのでしょうね。


そのほかグランドスタッフと紛らわしい?パターン


あと混同しやすいであろうパターンは、

「?マークの下にいる人ってグランドスタッフ?」

「ビジネスクラスラウンジにいるお姉さんもグランドスタッフ?」

「スポーツ選手とか有名人が来た時にエスコート?してるのもグランドスタッフ?」

ってところでしょうか。

まず、?マーク(インフォメーションカウンター)の下にいるのはグランドスタッフではありません。
あの方たちは通常空港会社(空港自体を管理している会社)のスタッフさんであり航空会社のスタッフではないですね。
道案内をはじめ、空港でのいろいろなお問い合わせに対応してくれる人たちです。


ビジネスクラスラウンジ、これはYesの場合もNoの場合もあります。
広義ではグランドスタッフと言っていいかもしれません。

会社によって異なるのですが、チェックイン等の出発業務や到着業務と同じようにラウンジもグランドスタッフがジョブローテーションのような形で担当しているところもあります(主に日系)。
ちなみに私が以前いた会社は、ラウンジはグランドとは関係ない別会社に委託されていました。


エスコートサービス、こちらもYesの場合とNoの場合とありますが、日系の場合はグランドスタッフが担当していることが多いのかな?と思います。
ただ、外部の会社に委託している場合もありますので(私のいたところもエスコートは外部委託でした)、その場合はグランドスタッフではない人がエスコートしているということになりますね。

さいごに


まだまだ全然説明しきれていないのですが、ひとまずこのブログでお話しするグランドスタッフはセキュリティーの人ではなく、ただ荷物を受け付けているだけでもない、航空会社の旅客対応の地上職のことですよ、ということがわかっていただけたでしょうか?

これからいろいろな裏話やこぼれ話など、すべて私の体験に基づくものになりますが、お話しできる範囲で発信していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

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