こんにちは、ありすです。
今回は私の一つの転機となった出来事についてお話ししたいと思います。
スポンサーリンク
ハタチの女子大生、2週間の一人旅に出る
その当時20歳になったばかりのAliceは、急にヨーロッパ一人旅に行くことを決めます。
季節は真冬でした。
それまで一人で旅行に行ったことなんて国内でもなく、
実家から大学に通う平凡な女子大生。
海外は、数か月前にようやく親友と近場のサイパンに行ったのがはじめてで、
いきなり一人旅にでようと画策します。
とりあえずそのサイパン旅行時にパスポートはつくっているし、
海外全く初めてではないから、親もどうにか説得できそう、と思っていたんです。
そうはいっても、女の子で、親からすれば20歳になったばかりの世間知らずの子供。
普通に言って、すんなり親が一人旅に行かせてくれるとは思いませんでした。
でも私は一人旅にどうしても行きたい!
そこで、私は荒業にでます。
どのようにしたかというと、
チケットを勝手にインターネットで買って、宿も勝手に予約し、
もうあとは実際行くだけ!という状態にしてから、親に「一人旅いくよ」宣言すること。
この作戦は、見事成功します。
確かあれは大晦日かその前日だったと思います。
ネットで航空券とユースホステルを探して予約し、アルバイトで貯めたお金でクレジット決済完了。
その流れですぐに、「わたし、2月にパリとロンドン2週間いくことにしたから」
と親に宣言します。
居間でテレビを見ていた親は
「え?パリとロンドン?一人で?2週間も?なんで?」
とはじめこそ少しざわつきましたが、
もう行くってきめてチケットもとったから~
とにかく行くから!!
行きたいから!!
と、そこまで揉めることはなく押し通すことができました。
もしあのとき正攻法で、先に親にお伺い(一応成人しているわけだし、お伺いが必要とは私は思わないですが、まぁそれまでの関係性にもよるかなと思います)をたてていたら、
恐らく「1人で」というところで強く反対されていたのではないかなーと思います。
行くのは構わないから、だれか一緒に行く人を探せと。
そうなると中々、同じタイミングで旅行行く人って見つけるの難しいじゃないですか。
それに、私は、自分一人で計画して、自分一人で思うままに旅行に行きたかった。
だれかと、では意味がなかったんです。
旅慣れている人からしたら、あまりに小さな、
挑戦とも言えないようなことですが、
そのときのわたしにとっては一人で計画して、実行して、完了することが、
自分への挑戦だったわけです。
旅に出て、人生変わった
その当時私は
でも、一人旅に出たことが小さなきっかけとなり、
それまでよりも自信がつきました。
それまでに自分の意思によってすべて計画して何かをしたことって、考えてみればなかったんですよね。
はじめて自分一人で何かを成し遂げた(大げさだけど)ことにより、
私は大きな充実感を得ました。
さらに良かったことは、一人旅ですこし自信がついたことによって、
それまで
「やろうかな~でもめんどくさいし知らない世界怖いしまだいいっかな~」
と理由をつけて先延ばしにしていたことに挑戦することができたんです。
本当に小さいことなんですけどね。例えば英会話に通うとか。
英会話やりたいな~と思ってはいたものの、
どんな先生だろう?
仲良くなれるかな?
他の生徒さんってどんな感じかな?
とか考えて、何となくしり込みしていました。
誰でもはじめてのことやわからないことって怖いんですよね。
知らない=わからない=怖い。
知ってしまえばなんてことないんだけど。
先延ばしにしていた英会話ですが、
旅から帰ってきてすぐに私は体験授業をを申し込んで、通い始めました。
旅に出たことにより、行動することへのハードルが低くなり、
興味があることはとりあえずやってみないと損じゃん!!と思うようになったのです。
このころから、私は
「1度きりの人生、いろんなものを見たいし、いろんな経験をしてみたい。経験してナンボだ!!」
と思うようになりました。
友人にも、
「一人旅行ってからなんか変わったね」
と言われるようになりました。
さらにさらに、一人旅に行ったことで本格的にフランスという国に興味が出て、
その結果1年後にフランス留学することになります。
これは、一人旅に思い切って行っていなければまず進まなかった道だなと思います。
大学入学当初は留学に行くなら英語圏しか考えていませんでしたから。
自分がまさかフランスに興味が出て、フランスに留学するなんて、考えてもいない方向でした。
そしてフランスに留学に行ったことで、
フランス語力も大学生のうちにある程度使えるまでに習得することができ、
それによって社会人になってからフランス語を活かした仕事にいくつかつくことにも繋がりました。
全ての始まりは、パリロンドン一人旅にいくという小さい挑戦からはじまったこと。
なので、文字通り、あの一人旅が私の人生を変えたなーと思います。
まとめ
わたしはハタチのときに一人旅に行くという小さな挑戦をして、結果人生が変わりました。
私の挑戦も人によっては全然大したことないのですが、人生を変えるきっかけってほんの小さなことだったりします。
あえて言うなら、わざわざ旅に出る必要もありません。
例えば休日活動したいのに寝てばかりなのであれば、家から一歩外に出てみる、とかでもいいし、
人間関係を広げるなら、職場のひとに自分から挨拶してみる、とかでもいい。
私は仕事のストレスで鬱に近い状態(今思えば)になったこともあるのでわかるのですが、
例えば今いる会社がじぶんの居場所ではないと思うなら、まずは転職サイトに登録して情報収集してみるとか。
人生を変えるきっかけは、ちいさなちいさな一歩だったりします。
私は人よりもフットワークがかるいところもあり笑、
これまでに6回転職して無職になったこともあり、人よりもたくさん失敗してきているので、
私の情報を共有することにより、
少しでも勇気をもってよりよい人生に向かう人がいてくれたらいいな、と思っています。
コメントを残す